朝食時、私がクロワッサンなど取っていると、テーブルのほうで妻の悲鳴が聞こえます。「子供がジュースでもこぼしたかな?」
と思っていると、なんとジュースのグラスを噛んで割ってしまってます。さぁホテルの人も出てきて大騒ぎ。幸い噛んだ瞬間に
飛び散ったガラスで顔をちょっと切っただけで済みました。このところなんか物を壊すことが多くて困ってます。
食事も済んで、昨日妻が書いた絵葉書を出しに郵便局へ行きます。まだ9時だというのに、半分くらいの店は開いてます。
「なかなかよく働くじゃないか」と感心して、ホテルの目の前にあるスーパーで水と自分たちへのお土産用のカマンベールチーズを
買ってホテルを出ました。
バスは時間どうりにやってきましたが、2人で約19ユーロの料金のところ50ユーロ札をだすと運転手が「釣りが無い」といいます。
どうしよう、とりあえず後ろに並んでる人に金を払ってもらえばつり銭ができるか?と思ってたら後ろの人はみぃんなMont Saint Michel
に行くらしくて違うバスです。と、運転手がどっか行って両替してきてくれました。あぁ、このあたりの人ってみんな親切だなぁ。
バスは田舎道を走りながら所々で客を乗せて走ります。田舎の街並みもいいねぇ。フランス見直したよ。
バスは定刻より10分遅れてRennes駅へ。バスターミナルは駅前というより駅の横にあって、ちょっと歩かねばなりません。 ようやくホームに着いてほっとしてると電車が10分遅れてるって。10分ぐらいの遅れをわざわざ知らせるってことに驚きました。 何号車はどのあたりに停まるとか書いてあるし、日本並になってきてるのかなぁ?
来るときはちょっとすいていたのですが、帰りは満員。荷物置き場も一杯でデッキに置くしかありませんでした。おまけにわれわれは
8人部屋に入ったのでどうもせまっ苦しくて気が重い。予約も無く乗った人もいるんでしょうか?デッキに立っている人もいます。
またも子供は寝てくれず大変気疲れしてパリへ。今日泊るHôtel Bretagne Montparnasseへと歩いて向かいます。
微妙な距離なので歩いたのですが、私は子供を肩車して、妻がスーツケースを引っ張ってで、泥棒の人がいたらいいカモで
あったろうなぁ。と思います。さすがにパリの市内ですので昨日ほどはいい部屋ではありませんが、市内で115ユーロだと思えば
合格でしょう。貴重品を預けに行くとレセプションの人が私の名前を覚えているのにびっくり。「他に客いないのか?」と
ひねくれた感想を抱いてしまいました。

「腹減ったー。何か食おうよー。」といいつつメトロの駅まで歩くのですが、子供連れでちょっと入るのにいいようなとこが 見つかりません。いい感じのとこは大変込んでて敬遠してしまいました。「しゃあない。モンマルトルまで行けばきっと何か有るよ。」ということでメトロに乗り込みます。すると車内で日本語が聞こえてきます。女性の2人連れで「なんか誰を見ても怪しく見えるね。」 と言ってます。なにが彼女らをそうさせたのか大変興味があったのですが、「私だって怪しい人に見えるだろうなぁ。」と思って 声をかけずじまいでした。
Anvers駅まで行って地上に出るとすごい人。いくつかカフェがあるものの、もういいやという気分で坂道を上り始めました。 狭い路地を抜けるといきなりサクレ・クール聖堂が見えてきます。ケーブルカーのようなものも有るのですが、たいした距離じゃない。 と子供を肩車したまま上ります。いつのまにか晴れていて写真を撮るのにもいい天気になってました。上りきって一休み。 「こんなに運動してたら健康になってしまう。」といいながら教会の中に入ります。中は写真撮影禁止なので写真はありません。 行ってみてもらうしかありませんが、天井の絵といいステンドグラスといい大変きれいです。大量の観光客に混じって本気で お祈りをしてる人もいて「邪魔して悪いねぇ。」と思いながら外に出ました。ほんとならパリ市内が見渡せるのでしょうが、 ガスっぽくてエッフェル塔すら見えません。辛うじてノートルダムだけが判別できました。

いいかげん腹へって我慢できません。階段を下りきったところにあるカフェで私はハム,チーズ,卵入りのクレープとビール。 妻はハンバーガー(ハンバーグが出てきましたが)を頼んで遅い昼食にします。ここのカフェは勘定書がフランで出てきてそれを レジでユーロに計算しなおしてもらって払いました。手持ちユーロが残り少なくなったので、駅に行く途中で両替しましたが、 これが大失敗。レート悪すぎというか手数料とられすぎでした。もうちょっと待ってシャンゼリゼ界隈でやるべきでした。
パリは人を浮かれた気分にさせるのでしょうか?私も妻も妙に浮かれて「せっかく来たのだから息子に凱旋門を見せよう。」 ということになってまたメトロへ。大変込んだ車内では子供を抱っこしてた私に席を譲ってくれる人がいて、大変恐縮して 座らせてもらいました。凱旋門に着くと、メトロの通路に物乞いがいます。哀れを誘うためでしょうか、女性がみんな 小さな子供を抱いて。(人形を抱いている人もいる)今回、これまでは見なかったからすっかり忘れてました。そう、パリには 結構いるんだよなぁ。暖かい時期は外にもいるから目立ちやすいんだけど冬はみんな地下に潜ってるんだね。

凱旋門は何度見てもまず「でかいなぁ。」と思ってしまいます。子供に「ほらこれが凱旋門だよ。」とか言いながら写真を撮ってると、
いろんな文字がかかれているのに気づいて、あれを全部説明してある本とかは無いのかなぁ?と考えたり。
写真撮るのも満足したのでモンパルナスへ戻ります。セーヌ川を渡るあたりでメトロが地上に出るのですが、いきなりエッフェル塔が
見えてきてびっくり。妻が「ビデオ出しとけばよかった」と言ってますが後の祭りでした。

「有料の、大して豪華でないフランスのホテルの朝食はいやだねぇ。」ということで明日の朝食用の食料を近くのアジア料理屋で テイクアウトした後に夕食に出かけます。今日はぜひ生牡蠣が食べたいと思っていたのでホテルでVin & Mareeというレストランの 場所を聞いて来たのですが、一抹の不安が。大体子連れで入れてくれるのかね?と思っていってみると、今開店したばっかりという 風情で「ちょっと待って」と言われます。案内されていってみると階段を上がったばっかりのすみっこにいかにも ”臨時に付け加えました”と言った感じのテーブルでなんかがっかりです。
「まぁ予約が一杯なのかなぁ?」と思い直して(実際帰るころには満員でした。)黒板にフランス語で書かれた料理を全部英語で
説明してもらって注文します。ところがどうにも給仕の態度が悪い。その人はアジア系の、日本人じゃないのか?という風情の人ですが
「君はアジア系なのに同じアジア系を馬鹿にするのか?それともフランス語がしゃべれない奴を馬鹿にしてるのか?それとも子連れで
来られて迷惑なのか?」とか考えました。そんな思いをしながらのんびりする気にもなれずデザートは食べずに帰って
(本当は果物を暖かくしたデザートをとても食べたかったんですけどね)ホテルの部屋備え付けのインスタントコーヒーを飲んで
寝ました。
今回はわりといい人が多くて、妻もスウェーデンに住んでるおかげで外国なれして、「新婚旅行のときより気持ちに余裕が
あって楽しい。」と言っていたのですが、最後にちょっと嫌なことがあったなぁ。
(新婚旅行のときは「お土産」が頭から離れなかったのも原因だと思いますがね)
昨日買っておいた生春巻き(フランス語ではロール・プランタン つまりそのまんま”春巻き”でした)とチャーハン, 春雨サラダで朝食。冷たいチャーハンはうまくないと言うことが良くわかりました。日曜の朝ということで人が少ない通りを歩いて バス乗り場まで歩きます。途中行ってしまうエールフランスのバスが。「あぁ、30分待ちだよ」と思ってバス乗り場に着くと、 すでに次のバスがいてラッキーと思いましたが、結局お客さんを充分に詰め込むまで30分待って出発でした。早いとこ大荷物から 開放されようと、チェックインカウンターに行くと「Göteborg行きはまだダメ。」と言われて、スーツケースを持ったまま 買い物しました。酒と紅茶はあっさり見つかったのですが、シャツと時計も買おうと思っていたのが全然いいのが見当たりません。 「市内で買っておくべきだったなぁ。」「でもそんな時間無かったじゃない。」と言う具合で、免税店って、興味なく眺めてるときは 何でもありそうな気がしてたのですが、本気で物色するとたいしていいものはないですねぇ。
チェックインを済ませてちょっとビールなんか飲んできたらセキュリティーチェックがすごい行列になっています。
並んでいると子供がぐずり始めて、そのうち大泣きになってきました。空港職員が見かねて優先して通してくれたのですが、
時間を見るともう出発5分前です。あわててバスに乗り込み、結局飛行機は30分遅れで飛び立ちました。
昼のフライトでも酒が出ます。せっかくエールフランスに乗ったのですからエコノミーでも飲めるシャンパンにしたかったのですが、
下りたらすぐ車の運転なのでやめときました。
さてユーロへの切り替えですが、私が見た限りではさほど問題なく進んでいるようです。ただし、1月6日時点ではコインが 不足している感じで1ユーロのつりを渡すのに、コイン各種取り混ぜてということが何度かありました。